2004年 08月 19日
落ちてきた雛鳥。
早朝、いつものように虎雪(こゆき)に餌をあげに行った帰りのことである。
自転車で走っていた路の左側の木の上で、
なにやらカラスがギャアギャアと戦っている。
そのカラスは何か「大きなもの」を捕まえて地上に着地した。
着地と言うよりはそれが墜落したのを追いかけて降りたというほうが正しい。
木からは一羽の鳩が羽ばたいて逃げていった。
地上に落ちてカラスに攻撃されているその「大きなもの」は動いていた・・。
「何だ?」と思い自転車を止めて歩いて近づくとカラスはあわてて飛び去り、
そこで、なんと動いていたものは「鳩の雛鳥」だと判った。
雛鳥は左目をえぐられて血が流れていて苦しそうにばたついている・・。
すると、抱えあげた両手の中でそのうちに動かなくなってしまい、
口を半開きにしたまま死んでしまったのだ。
動物病院に・・と考えている瞬く間の出来事だった。
雛の体にはまだ暖かさが残っていた・・。
恐らく地上に落下した強い衝撃と、目などをカラスにえぐられた攻撃で事切れたのだろう。
もう少しで飛び立てそうなほどの大きな雛鳥だった。
鳩の親鳥はどこかに飛んで行ってもういない。
雛鳥を狙ったカラスもどこにもいない。
残された死んだ雛鳥を両手に抱えて・・どうしようか、どこかに埋めてあげようかと思ったが、
親鳥が戻ってきた時のために木の下の芝においておくことにした・・。
自分としては他にどうしようとも思えなかったのだ。
しかし、通り過ぎようとするところに雛鳥が落ちてくるとは・・。
しかも両手の中で死んでしまうとは・・・。
猫の時もそうだったが、生き物たちの生と死のドラマはいつもあっけなくも壮絶である。
自転車で走っていた路の左側の木の上で、
なにやらカラスがギャアギャアと戦っている。
そのカラスは何か「大きなもの」を捕まえて地上に着地した。
着地と言うよりはそれが墜落したのを追いかけて降りたというほうが正しい。
木からは一羽の鳩が羽ばたいて逃げていった。
地上に落ちてカラスに攻撃されているその「大きなもの」は動いていた・・。
「何だ?」と思い自転車を止めて歩いて近づくとカラスはあわてて飛び去り、
そこで、なんと動いていたものは「鳩の雛鳥」だと判った。
雛鳥は左目をえぐられて血が流れていて苦しそうにばたついている・・。
すると、抱えあげた両手の中でそのうちに動かなくなってしまい、
口を半開きにしたまま死んでしまったのだ。
動物病院に・・と考えている瞬く間の出来事だった。
雛の体にはまだ暖かさが残っていた・・。
恐らく地上に落下した強い衝撃と、目などをカラスにえぐられた攻撃で事切れたのだろう。
もう少しで飛び立てそうなほどの大きな雛鳥だった。
鳩の親鳥はどこかに飛んで行ってもういない。
雛鳥を狙ったカラスもどこにもいない。
残された死んだ雛鳥を両手に抱えて・・どうしようか、どこかに埋めてあげようかと思ったが、
親鳥が戻ってきた時のために木の下の芝においておくことにした・・。
自分としては他にどうしようとも思えなかったのだ。
しかし、通り過ぎようとするところに雛鳥が落ちてくるとは・・。
しかも両手の中で死んでしまうとは・・・。
猫の時もそうだったが、生き物たちの生と死のドラマはいつもあっけなくも壮絶である。
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by ide21
| 2004-08-19 06:08